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東京湾ホエールズ ( 2018-10-09 )

SPECIAL REPORT!! - 東京湾ホエールズ 1周年記念フェス -



※画像をクリックすると拡大します
※敬称略

10月29-30日、二日間に渡って開催された「東京湾ホエールズ 1周年記念フェス」。
ここWISE OWL HOSTELS TOKYOとSOUND & BAR HOWLに集結したアーティストたちが様々なステージを彩りました。

一階にある居酒屋フクロウからスタートした今回のフェス。
意図せずに来店していた数多くのお客さんを巻き込んでサックスとオペラを披露。音楽空間ではないここフクロウに響き渡るメロディとボーカルは非常に和やかで温かみのあるフロントアクトだった。一階エントランスでは物販もスタート。
ステージはそのまま地下HOWLへ移動。渋さホエールズと名付けられた、渋さ知らズと東京湾ホエールズのコラボレーションバンドがHOWLのスタートを彩った。

ダンサーズも一緒にステージを盛り上げる。不破大輔率いる渋さホエールズのステージの最後は「ナーダム」。
まだフェスの開始直後にも関わらず、渋さ知らズの大御所メンバーたちがすでにピークを感じさせる盛り上がりをつくりあげる。

続いて登場したのは入江陽。ソロステージは独特の世界感溢れる、どこか気の抜けたような、それでいて優しさに溢れるピアノボーカルは会場を笑いに包んだ。
同時に六階では映画『天幕渋さ』の上映がスタート。プライベートシアターのようにホッと一息つける空間になっていた。続けて深夜の部のトークショーに出演する映画監督 塚田万理奈の『天空(カラ)の味』も上映。
物販エリアでは演者やお客さんが入り混じって交流をする。
矢継ぎ早に変わるHOWLステージは、フクロウで見事な演奏と歌を披露した井上雅人と渡辺真大。空間が変われば音も変わる。客席を縦横無尽に闊歩しながらの歌声はたまたま見ていたダンサーのすがこを巻き込み、即興の演技で雰囲気をつくり出す。

マルコスブラザーズ。ギタリスト ファンテイルが率いるファッショナブルなバンド。
音は大迫力さと、お洒落さの融合。どの世代であってもこれはかっこいい音楽であると認識するだろう。
一階エントランスではギターを片手に音楽を奏でる。予定にない演目、これもまたフェスの醍醐味の一つ。

一階では玉井夕海もコーヒーを片手に歌う。会場スタッフや宿泊者たちが気軽に耳を傾けている。
HOWLでは第一部のトリ、シワブキ。ダンサーのあすかとすがこがステージの中心を舞う。すでに時間は22時を回っているがどんどん増加していく観客たち。
そして宿泊者限定ステージである第二部が始まる。ミユキタンゴ。リリケンクラブのリリアナとケンジが優雅に、そして激しくタンゴを踊り始める。

ミユキタンゴの佐藤美由紀はピアニカとピアノを交互に奏で、そしてステージを行き来する。ステージ上でここまでアクティブに会場を盛り上げるピアニストはそうはいないだろう。観客たちも歓声でスレに応えていた。
続いては池間由布子ソロ、その次は『Not only you , but I love you.』と題されたステージ。池間由布子の歌、語り、その囁きのような美声に酔いしれる。時間はもう深夜2時を回っている。一向に衰えない観客たちの熱気。宿泊者限定だったにも関わらず満席。

歌合戦、玉井夕海をセンターに深夜帯ならではの緩く、のんびりとした雰囲気の中で披露されていく音楽たち。
カホンの音がよく響く程度の心地よい音量と歌声。戻ってきた不破大輔はアコースティックギターを片手にその歌声を披露してくれた。
これまで一年以上、不破大輔の歌は聴いたことがなかったが、なぜ今まで歌わなかったのだろうと感じさせる深く味のある声。
アルコールも入っているせいか、より感情的に聞こえてくる。

1日目のトリは『Fantastic light ☆ オンナタチノミライ』。映画監督を務める塚田万理奈、Fantastic girl福島菜々子、そしてウタウタイ玉井夕海の女性3人が各々、未来について語る。
徐々にヒートアップし、討論会のような雰囲気。不破大輔の大声も飛ぶ。予定時間を大幅に超えたが、最後まで大盛り上がりとなった1日目が終了した。

二日目、午前10時にスタート。
一階エントランス前で宿泊者たちと太極拳。深夜に及んだステージからの短時間睡眠、その疲れをほぐすように演者たちも参加。
そのまま6階では玉置標本と鬼頭哲による「趣味の製麺 ワークショップ」が開催。二人が作り上げた最高のスープに自分で製麺した麺を絡めて食べる。
醤油ベースのさっぱりしたラーメンは衝撃的に美味しく、大勢の方が舌鼓していた。
エントランス、本日最初の音楽を登敬三と波多江崇行が奏ではじめる。

外にまではみ出した演奏は、ここ八丁堀交差点全体に反響する。通りがかる人々はその上質な音楽に耳を傾け、スマホを構え楽しんでいた。
フクロウでは池間由布子のソロ、そしてsax quartet。台風24号の影響でJRが20時以降の全線運転取り止めの決定もあり、これが今回のフェス最後の音楽演目。
ライブハウスのステージに立つのとはまた少し違う、和やかな音楽。スローに流れる時間。嵐の前の静けさという言葉がぴったりな演奏。
予期せずしてフェスの大トリとなった『航輝の博物トークショー ~みんな同じハビタブルゾーンに生きてる~』では中学生にしてこれまでに個展などを開く吉田航輝君が登場。自身のコレクションを元に大人たちへ講義を行なった。
最後は予定変更、玉井夕海と博物館作り、展覧会監修なども行う大月ヒロ子のトークショー。そして玉井夕海とタップダンサーの村田正樹のデュエットを6階で決行。
観客たちと並んで座る玉井夕海はアコーディオン、タップも観客とボーダーレス。アットホームな空間で幕を閉じた。

今回二日間に渡って行われた東京湾ホエールズ 1周年記念フェスは台風の影響で残念ながら公演を短縮することとなりました。
しかし、初日会場直後から朝方まで途絶えない盛り上がりを見せ、WISE OWL HOSTELS TOKYOならびにSOUND & BAR HOWL初の試みでもあった全館を使用した大型イベントは大成功となりました。
東京湾ホエールズは10月9日よりこれまでと変わらず毎週火曜日開催となります。
2年目の東京湾ホエールズも、皆様のご来場を心よりお待ちしております。


制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

横浜エアジン店長・うめもと實Presents Night☆
『Ensemble 未踏の地〜映画音楽の特集〜』
2018.10.09 19:00 開演

※リハーサルなどの状況により多少前後する事がございます。ご了承ください。

Entrance : ¥2,000 + 1drink order

出演者:

NORiCO.s /Vocal プロフィール : 世界のどの国にも属さずそのどの土地にも根ざし、空の過去と未来から、全ての生き物に語りかけるような歌声。幼少より歌うことと親しみ、アメリカはコロラド州のハイスクールで役者として舞台を経験。帰国後、上智大学在学中にミュージカル”The Fantastics”に出演し、歌のキャリアをスタート。堪能な英語を駆使したジャズからクラシック、ラテンの国々の民族色ある歌を含みながらジャンルを超える魂の声は、聴く人を魅了し続けている。
http://bespell.web.fc2.com

ゆい。Soleiyu/piano,vocal,鍵盤ハーモニカ プロフィール : ピアノとうた、そして木製鍵盤ハーモニカによる即興を含む流れを主に、「場」に寄った音時空づくりをする。桐朋学園大学付属音楽教室を通してピアノを始め、同高校ではピアノの他にチェロも学び、どう音大を経てアメリカへ。バークリー音楽院にてメロディアスな南米の音楽に触れて以来、長く海外の多様な土地土地を拠点に多岐舞台に出演してきた。現在は日本を拠点に、ヴォーカルユニットNORiCO.sとのユニット”未開の地”を中心にゲストを招きながら新たな音楽世界を構築している。高度な技術に裏打ちされ、たゆたうような透明で暖かくその妖艶な美しいピアノの響きは、まるで天上の音が溢れているようだ。
また、ハング奏者(Oval-エレクトリックハングの発案・創始者)Ravidとのデュオ、”Ravid&Soleiyu”(ハングとピアノ)のオリジナル曲 ”Open Sky”は 坂本龍一氏に、「とても新鮮で、すごく良い組み合わせで音色がいいですよね」と評される。(J-wave Radio Sakamoto)これまでに、Alejandra Ortiz をボーカルに迎えたオリジナルアルム”Two”、ソロピアノ即興レコーディング”Parallel Rivers”の二作を発表している。Parallel Rivers 収録のピアノソロ楽曲は食器のノリタケによるマスターピースコレクション2014PVに起用。
https://www.soleiyueye.com

類家心平/Trumpet プロフィール : ブラスバンドでトランペットに出会い、Miles Davis の音楽に触れジャズに開眼。高校卒業後海上自衛隊音楽隊でトランペットを担当。退官後、2004年にSONY JAZZからデビュー。自己ユニット「類家心平4 piece band」を主催。ファーストアルバムは「Distorted Grace」2作目「Sector b」(2011)は菊地成孔プロデュース。2016年にはスタジオ盤に夜「UNDA」を発表し、国内外から高い評価を受ける。LUNA SEAのギタリストSUGIZO率いるユニットにも参加。アニメ、劇場版の「坂道のアポロン」では劇中のトランペットを担当するなど活動の幅も広い。世界的に見ても、唯一無二の囁くサブトーンに満ちた音色、そしてそのフレージングは、聴くものの耳を一瞬疑わせる新次元の音楽性である。
http://ruike.daa.jp


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