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東京湾ホエールズ ( 2018-09-28 )

SPECIAL REPORT!! - 玉井夕海 田中”アニキ”篤史 -



※画像をクリックすると拡大します
※敬称略

今夜の東京湾ホエールズは今週末に控えた1周年記念フェスに向けたトーク&ライブ。
1年間、プロデュースを行ってきた玉井夕海、そしてサウンドエンジニアを担当してきた田中”アニキ”篤史の二人がアーティストとしてステージに立った。
ピアノ、そして3本のエレアコのみ。とても静かに、ホッとするような空気感の中、メロディが響きはじめた。

今日はトークがメイン。
これまでの東京湾ホエールズ、渋さ知らズ、HOWLとの出会いなど。東京湾ホエールズらしく話はレールに乗らずゆらゆらと続いていく。
アーティスト玉井夕海の根底にある、人を想う気持ちが溢れ出る。進化するテクノロジーや文明の利器、それと対比したところにいる人々。
もし、自分がデジタルの恩恵を受けられないとしたら?そう遠くない過去、人々はどのように生活を営んでいたのか。教科書の先にある問いや想い。
ここ、WISE OWL HOSTELS TOKYOは昔、海だった。当たり前に車が通り、ここで寝泊りをし、ライブをする。
しかし、その「昔」を想うことを彼女は、そして東京湾ホエールズのメンバーは忘れていない。

これまでHOWLのステージでは毎週様々なアーティストたちが表現を行ってきたが、正直、フリージャズというものに対する経験や知識がなかった初期、著者は大変なものに足を踏み入れたと後悔した日もあった。
アニキの言う「自分たちにとっての”普通”は一般的には普通じゃない。」と言う言葉、今はその両方の視点を持って納得できる。
こうしてレポートを書くことも、本当に苦しかった日も少なくない。それは今でもそうだが、とはいえ、何が正しいとか普通とか、そんなものさしで図るべき表現ではないこともわかった。
不破大輔がアーティストを招聘し、玉井夕海がプロデュースする。そんな自分とかけ離れていた存在の二人、それを自分が文章で綴ることへの抵抗、と言うか、恐縮も多々あった。
しかし今は思う。だからこそ、自分にしか感じない正直な表現をすべきと。

これから東京湾ホエールズを知る人々の中には恐らく、一年前の自分と同じように理解に苦しみ、耳を閉ざす瞬間が訪れるだろう。
玉井夕海が「クサヤが嫌いだったはずなのに、食べすぎてすっかりハマってしまい、今ではクサヤの種類までわかるようになった」と例えた。
シンプルだがその通りなのだろう。何かを難しく考える必要などなく、身近にきたものをただ受け入れて、咀嚼していっただけのこと。
気がつけばストレートな表現のみのステージに何か物足りなさを感じ、難解なものが訪れれば心躍るような感覚。
毎週一回、ここHOWLにいるというだけで、どれだけの新しい出会いをもたらせてくれたのだろうか。

終盤には玉井夕海の友人であり、ここHOWLとWISE OWL HOSTELSのリーダーである武藤弥が登壇した。
これからの日本の変化、東京オリンピック、東京湾ホエールズに対する考えや社会的意義など、これだけのプロジェクトを続けていく想いを語る。
「仏作って魂入れず」ではなく、場所を作った先にある未来、そこに共感した玉井夕海と不破大輔、それを近くでサポートし続けた田中”アニキ”篤史。
そして唯一、全公演を目撃してきた人間としての自分。改めてここに関わったことに感謝することができた。
ついに今週末29日と30日、WISE OWL HOSTELS TOKYOの全体を使ったフェスが行われる。これまで出演してきた数々のアーティスト、音楽のみではなく、トーク、食事、踊り、映画などこれまでの全てを集約した2日間になるだろう。
「これを体験したら人生観が変わったと言われるくらいにものにする」最後に玉井夕海がそういったが、それは冗談でもなんでもなく、

「本当にそういうことも起こるだろうな。」

そう思えるのが今の僕だ。


9月25日 出演者: 玉井夕海 田中”アニキ”篤史 ゲスト武藤弥
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

1周年記念フェス Howling Whales
2018.09.29-30 2DAYS 18:00 開演

※リハーサルなどの状況により多少前後する事がございます。ご了承ください。

Entrance : ¥1,000 + 1drink order

出演者:

玉井夕海 プロフィール : 1977年東京生。ウタウタイ。渋さ知らズ。東京藝術大学建築科在学中、宮崎駿アニメーション演出家養成講座『東小金井村塾2』修了。声優として映画『千と千尋の神隠し』リン役、テレビアニメ『亡念のザムド』紅皮伊舟役。映画『もんしぇん』では共同脚本・主演・音楽(Psalm)を、2011年4月から始まった旅の記録映画『White Elephant』では映像作家・神田光と共同監督を務める。 2013年渋さ知らズメンバーとなり、2015年、渋さ知らズ主宰・不破大輔プロデュースによるアルバム『MOTHER SUN』(FUWA WORKS&地底レコード)リリース。2017年9月には、映画『NOT LONG,AT NIGHT』でタッグを組んだ映画監督・遠山昇司とのコラボレーションによるアートプロジェクト《ポイントホープ》もスタート。2017年7月よりWISE OWL HOSTELS TOKYO後援『東京湾ホエールズ』プロデューサー。


09.18 (tue) < 鳴らした場合 1stアルバム「ふつえぬ」レコ発ライブ!!!>
Entrance : 当日 ¥2,000+1drink / 予約 ¥2,000 +1drink (特典★★未発表音源CD-R付き!!★★)

09.25 (tue) < 1周年記念・ラジオ風ライブ『東京湾ホエールズ』 >
Entrance : ¥1,000 +1drink

09.29-30 (sat) 東京湾ホエールズ1周年記念フェスティバル<Howling Whales>
Entrance : ¥1,000+1drink
10月は、類家心平、NORiCO.s、ゆい Soleiyu、佐藤帆、立花秀輝、山口コーイチ、不破大輔、岡村太 and more!!!

おたのしみに…


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