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東京湾ホエールズ ( 2018-08-24 )

SPECIAL REPORT!! - ウツセミ、更にホエールズ! 渋さチビズ -



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※敬称略

東京湾ホエールズは2017年の7月にスタートし、先月で1年を迎えた。
8月の開催は今回、21日の”ウツセミ、更にホエールズ!渋さチビズ”のみ。2年目に突入する前の言わば1年間の総決算。1年前、渋さ女子部の公演で正式にスタートしたその日を思い出さずにはいられない。
この1年のゴールと言っても過言ではない、大迫力のステージとなった。
演奏が始まると予想していた雰囲気とは違い、非常に疾走感のあるアーバンな音。序盤から音が走っていく。今日ここにいるアーティストたちの多くは別のメンバーとしてHOWLのステージに立ってきた。今夜は「渋さチビズ」の名を冠しているが、これがチビズ?そんな小さな表現はまるで似合わない迫力を持っていた。

ダンサーズが合流する。すると一気に溢れ出す華やかさ。
観客たちの中には今夜が初渋さの人も多いようだ。彼女たちを目の当たりにして、驚きと興味が同居した眼差しを送っている。
彼女たちのパフォーマンスには音はないが、視覚から得る妖艶さが聴覚をより一層敏感にし、最高のスパイスとなって耳と眼から入ってくるようだ。
演奏を担うメンバーが彼女たちを引き立てているのか、彼女たちが演奏を引き立てているのか。この相乗効果を生み出した不破大輔の想像力たるや、と感動してしまう。

なかなか理解の追いつかない前衛的な音や、陳腐な表現だがひたすらにかっこいい音、美しくひっそりとした音、これまでにも多くの音楽がここにあった。
そのすべてを彷彿とさせるような今夜のグルーヴ。1部は音を止めることがほとんどなく、それらの相反するはずの音たちが当たり前のように連なり次々に表現されていく。
ダンサーズたちの衣装や踊りもそれぞれに違い、全てが用意された予定調和とは全くもって違う。しかしそれでいいのだろう。
場内は音と踊りの坩堝と化し、「渋さ知らズ」の本領を余すことなく発揮していく。

2部、先程までの盛り上がりは15分の休憩などでは一切冷めていない。
もはやエアコンすらも効いていない熱気の中で演奏がスタート。ダンサーズたちはステージの位置など御構い無しに客席、バーカウンター前で踊る。
今夜もふんだんに用意されたソロパートではそれぞれが遊び心満載、ここぞとばかりに自分を表現し、場合によっては観客に楽器を弾かせる。
個性の強いメンバーが集まるとまとまらないよね。なんて一般論はとっくの昔にどこかへ置いてきたのだろう。常識や世論の外にあるこのバンドは「まとまりがないという最高のチームワーク」を持っていて、それは相乗効果しか生んでいない。

大歓声と絶頂の中で締めくくられた今夜のライブ。
今日、この1年間のライブが全て一本の線になって繋がった気がする。
ここまでのライブを全て観てきて、そして今日。前項でも書いたように「まとまっていない」という最高の「まとまり」。一つ一つの公演、すべてを思い出し、その全てがここに辿り着くために必要不可欠なものであったと思える。
東京湾ホエールズは、頭で理解し言葉に落とし込むなんてこと自体が間違っているのかもしれないが、数多くの公演に立会ってきたからこそ感じれるこの感覚。
これが渋さ知らズを取り囲むアーティストたちの魅力であり、その魅力を数多く目の当たりにしてきたファンたちの感覚なのだろう。
すでにHOWLという箱は小さすぎるのかもしれない、しかしこの距離感とキャパシティだからこその魅力もある。
ここでやるからこその意味があるのだ。そんな確信と自信を持って2年目に突入していく。


8月21日 出演者: 不破大輔 / 山口コーイチ / 片山広明 / 磯部潤 / 北陽一郎 / 太田惠資 / 川口義之 / 玉井夕海 / 加藤一平 / さやか / すがこ / ペロ / 長谷川宝子
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

MARACASQUESTIONS with 辰巳小五郎
2018.09.04(tue) 19:00 開場

※リハーサルなどの状況により多少前後する事がございます。ご了承ください。

東京・高円寺発。わちけん(トークボックス、メロディオン、トラック)と小川トオル(ギター)の2人組ユニットに、数々の伝説的ロックバンドでボトムを支えてきた浅田孟(ベース/ サンハウス、シーナ&ザ・ロケッツ、ARB 等)をメンバーに迎え、今回はそこにThe Space Baaの辰巳小五郎が合流。
ロック、テクノ、レゲエ、ソウルをごった煮した、今こそラブ&ピースな音をゆったりお届けします。

出演者:MARACASQUESTIONS(わちけん talkbox, melodion, track / 小川トオル electric guitar / 浅田孟 electric bass),辰巳小五郎 trumpet


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