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東京湾ホエールズ ( 2018-05-31 )

SPECIAL REPORT!! - DOBU SOUND SYSTEM -



※画像をクリックすると拡大します

今回の東京湾ホエールズは、"DOBU SOUND SYSTEM"。
渋さ知らズでも活躍する「やっさん」こと高橋保行がリーダーを務めるセクステット。6人編成というとここHOWLでは並んだだけですでに圧巻の迫力となる。
いつもとはまた違った雰囲気の中始まったステージ。音の中には軽やかさとコミカルさ、重厚感、怪しさなど様々なギャップとともに彼らの若さが伝わってくる。

彼らの演奏する曲たちは、その一曲の中で様々な表情を見せてくれる。それは本当に”一つ”の曲だったのか。
例えるならば、70年代の田舎のカントリーロードを走りはじめたはずが、いつの間にか現代のアーバンテイストな街中を走る。かと思ったらやっぱり田舎道だった。でも眺める景色には洗練された都会が目に入る。そんな真逆かつありえない世界観を同時に感じる。

高橋保行、後関好宏、松井宏樹、加藤一平、溝辺隼巳、池澤龍作。とにかくふんだんに用意されたそれぞれのソロパート。
これでもかというほど挑戦的で洒落た音、だから既述のようなタイムスリップを体験できる。全体で合わせる瞬間のわかりやすくも懐かしさを感じる音から、それぞれが自分を解き放ったソロ。このギャップはDOBU SOUND SYSTEMが狙った演出なのか。自然と起こるものなのか。

今日は拍手が沸き起こる回数が多く感じる。
ソロが終わるたびに聞こえてくる歓声、とにかく楽しそうに体を揺らしながら聴く姿が多いのも印象的だった。
最前列でカメラを向けているとふと、高橋保行のトロンボーンのベルがこちらを向く。その瞬間に音に体を触られたかのような感覚を覚えた。エッジの効いた音からコミカルな音、様々なタッチで触れてくるそれは、体にリズムを刻ませるには余り有るエネルギーを持って届いてきた。

不思議惑星キン・ザ・ザ。タイムトリップとテレポーテーションが同時に起こるという、初めて耳にする映画の話だったが、それをモチーフにした曲を演奏する。観たことがなかったにも関わらず、なんとなくその映画の年代や映像の作りこみ具合などが演奏から伝わってくる。「クーッ!」と叫ぶ彼ら。会場も笑いに包まれた。
今日、このレポートを書きながら映画について調べてみたところ、自分の想像した映像のクオリティそのままだったこの映画。観たことがない人にここまでイメージさせる彼らの演奏。改めて今、その技術と情熱に驚いている。
ただただオシャレにかっこよく、最先端な演奏も当然できるであろう。それもまた良いが、オリジナリティという意味では「?マーク」がつくこともあるだろう。
ここ、HOWLで行われる東京湾ホエールズに参加するアーティストのほとんどがそうであるが、自己表現という分野において彼らは観ているものにいつも「!マーク」を与えてくれる。今回もまた、新しい発見と感覚を得て、八丁堀を後にすることができた。
今更ながら本当に思う、こんな企画が毎週やっていることのあり得なさ。しかし全てのものに終わりがあり、いつかはこの東京湾ホエールズも最終章を迎える。
インターネットで手に入る音楽。それとは違う、ここに足を運ばなければ手に入らない音楽をぜひ体感しにきて欲しい。


5月29日 出演者: DOBU SOUND SYSTEM(高橋保行 / 後関好宏 / 松井宏樹 / 加藤一平 / 溝辺隼巳 / 池澤龍作)
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

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早瀬マミ・福島健一・スガメス ジャポン・金澤力哉
2018.06.05(tue) 19:00 開場

※リハーサルなどの状況により多少前後する事がございます。ご了承ください。

出演者:早瀬マミ / 福島健一 / スガメス ジャポン / 金澤力哉

早瀬マミ プロフィール : 俳優、パフォーマー、モデル、ナレーター。舞台『フィガロが結婚』(地人会/木村光一演出)でデビュー。『TheatriKA’l舞台作品コンペティション』(PARCO/KAAT)ソロ作品『薬師如来と十二神将』で決勝出場。近年は音楽劇『マハゴニー市の興亡』(KAAT/白井晃演出)、『三文オペラ』(KAAT/谷賢一演出)や、映画『ブルーハーツが聴こえる』(清水崇監督)、『増山超能力師事務所激情版は恋の味』(久万真路監督)、『スカブロ』(矢城潤一監督)、SHISHAMO『明日メトロですれちがうのは、魔法のような恋』MV(山岸聖太監督)、高田漣『ハニートラップ』MV(犬童一心監督)、CM出演のほか、ジャズピアニスト スガダイロープロジェクト『大群青』(水戸芸術館)、tapdancer米澤一平duoパフォーマンス『In the zone』など、多ジャンルとのコラボレーションも積極的に参加。今年はイタリア映画『White Flowers』(Marco De Angelis e Antonio Di Trapani監督)にもメインキャストに選ばれ、今後の活躍がますます期待される。

福島健一 プロフィール : 各種saxを中心にguitar、flute、sampler等を操るマルチプレイヤー。様々なアーティストのサポートや都内を中心に自己のセッションを行っている。主な共演者はドレスコーズ、bohemian voodoo、DJ Ryow、中村舞子、渚ようこ、クレイジーケンバンドなど。

スガメス ジャポン プロフィール : 1978年 北海道出身。7歳でピアノを習い始め15歳でドラムを独学で始める。武蔵野音楽大学打楽器科卒業。卒業後はキーボーディスト、ドラマー、パーカッショニストとして活動は多岐に渡る。惜しまれつつ解散したバンド『immigrant's bossa band』10年間キーボード&パーカッションを担当。これまでにPlaywrightレーベルより通算7枚のアルバムをリリースしている。 近年は楽曲制作にも力を入れており、DJ S.A.L と立ち上げたjazzyhiphopユニット『romantic production』でも4枚のアルバムをリリース。romantic production名義で、双子アイドルユニット『mika rika』やアイドルラッパー『MIRI』の楽曲制作を手がける。

金澤力哉 プロフィール : 1995年5月生まれ。ベーシストである父の影響で小さい頃からビートルズを聴いて育つ。13歳の時Red Hot Chili Peppers にあこがれエレキベースを始め、高校在学中にウッドベースを弾き始める。卒業後都内セッションを回り腕を磨く。現在はジャンルを問わず石井彰、本田珠也、内海利勝、Goboh鈴木など様々なジャンルのプレーヤーと共演しながら、自分の曲を中心としたバンドのライブなどで活動している。


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