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東京湾ホエールズ ( 2018-05-09 )

SPECIAL REPORT!! - 登敬三 山口コーイチ 芳垣安洋 不破大輔 -



※画像をクリックすると拡大します

2週間ぶりの開催となった東京湾ホエールズ。
今夜の出演者は世界で活躍するテナーサックス奏者の登敬三、前回から連続の出演となった説明不要のジャズピアニスト山口コーイチ、4月3日に細海魚と共に出演し2回目の登場となったドラマー芳垣安洋、そして渋さ知らズ主催ベーシスト不破大輔の4人。
言うなれば巨大豪華客船でいく船路のような安心感に包まれる。
リハーサル中、プロデューサーの玉井夕海から「この方たち、リハでも断然かっこいいけど本番は全く別次元にいくよ。」という言葉を聞く。
期待に胸を躍らせながら開演。今日は”これぞジャズ”。そんなステージ。とにかく太く、シブく、大木のように厚みのある音がHOWLに響きはじめた。

登敬三のtsはとにかく重厚感に溢れている。演奏が上手いとかそういった次元で語れるものではないことは素人である私でも簡単にわかる。
体の表面ではなく、内蔵で聴く。
山口コーイチ、ピアノ。その渋い風貌から聴こえてくる音は想像できないエレガントさやフェミニンさを感じる。しかしソロになればやはりこれまでに聴いた”山口コーイチ”。何かに形容しようと考えると矛盾だらけの表現が浮かんでくる。そんな軽やかさと激しさ、重み、浮遊感を同時に感じてしまう。

実は前回の出演で私の”ツボ”だった芳垣安洋のドラム。
今日は前回と違いJAZZなステージだが、そのレギュラーかつイレギュラーな演奏、彼の作り出す強弱、全てが期待を裏切らない。
重厚感あふれるムーディな演奏に疾走感をブレンド、彼のつくるリズムに合わせ身体を揺らす観客。そんな演奏を今回も聴かせてくれた。
不破大輔、コントラバス。ステージの一番後ろに構え、大木の根っこのように全体を支える。そしてコントラバスのソロ。静寂の中、彼の低音が跳ね続ける。目を閉じて聴き入る、以外の選択肢はなかった。

後半、少しスピード感をあげた演奏でスタート。
アレンジも多く、それぞれに用意されたソロパートは全員が全力疾走で演奏して行く。
地下のシガーバーでカウンターに座り、ゆっくりと演奏を楽しむ。ライブハウスでお酒を片手にリズムに乗りながら踊る。その両方を同時に体感するような、なんともいえない贅沢な時間が流れていく。
しかも演奏しているのはこの四人、頭に浮かべるイメージはバーなのかライブハウスなのか、豪華客船なのか、もう自分がどこにいるのかわからなくなるほどの情景を旅させてくれる。

ステージの横に立ちカメラを構えると観客たちの表情がよく見える。
今日は老若男女、諸外国人など幅広い客層だったが、ステップを踏みながら聴く人、腕を組み目を閉じてじっと聴き入る人、カウンターで語らいながら聴き流す人、様々な様子が見えた。
ただ、多くの観客はソロの”これぞ”という場面で笑顔に変わり、大きく頷く。共通してこのリアクション。
演者に対する最大の賛辞の言葉が顔に書いてある観客たちはライブ終了と共に大きな喝采を送り、余韻の残る中帰路についていった。


5月8日 出演者: 登敬三ts 山口コーイチpf 芳垣安洋ds 不破大輔cb
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

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Moon♀ Mama a.k.a. PIKA
2018.05.15(tue) 19:00 開場

※リハーサルなどの状況により多少前後する事がございます。ご了承ください。

出演者:Moon♀ Mama a.k.a. PIKA

プロフィール
ミュージシャン / アーティスト 1983年12月7日 大阪阿倍野生まれ。 2002年 ロックバンド「あふりらんぽ」を結成。ドラムボーカルを担当、 2004年にソニーキューンレコードからメジャーデビュー、2010年に解散。 その後ソロ活動を始動させながら AcidMothersTemple~cosmicinfelno~にて紅一点ドラマーを務め2011年卒業。 YOKO ONO PLASTIC ONO BAND のパーカッションを担当するなど、「satori.」「モンモン♀トゥナイト」「光宙☆魔呼斗」など、国内外数々のミュージシャンとの即興演奏、ノイズ演奏、ユニットなど活動は多彩。 小学校のゲストティーチャーに招かれ音楽と芸術のワークを担当・講師を務めるなど、現在は子どもを交えた音楽つくりもはじめ、 PIKA☆ドラム教室・ワークショップを展開し、自身が体感して得たメソッドを広げる活動にも精を出す。 ドラム以外にもギター弾き語りや、その他、写真、絵画、役者活動、パフォーマンス等、多様なジャンルで活動を繰り広げ、 幅広い視野でハプニングかつ実験的でプリミティブな音楽を追求する。 2011年の東日本大震災を受けてエネルギーを考える祭つくりプロジェクトTAIYO33OSAKAを発起し「太陽大感謝祭」を地元大阪で開催、 フィールドレスな発信で一般市民の関心を巻き込んでいくなど、音楽以外での活動でも注目を浴びる。 2017年より新しい世界へ!Open the new WORLD を テーマに こどもとおとなも 一緒に参加できるワークショップ型イベント「onokoro」を主宰。 その天真爛漫で垣根の無い表現活動は今だ世界を駆け巡り、彼女の壮大な宇宙観は見る人を魅了し続けている。 2016年 あふりらんぽ再結成。


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