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東京湾ホエールズ ( 2018-04-05 )

SPECIAL REPORT!! - with 芳垣安洋 duo 細海魚 -



※画像をクリックすると拡大します

2週間ぶりの開催となった東京湾ホエールズ。
今回は欧米のジャズや現代音楽のフェスティバルへの出演も数多く、海海外ではインプロヴァイザーとしての評価も高いドラマー”芳垣安洋”、オーストラリアやドイツでも楽曲リリースを行い、国内では坂本龍一主宰の”kizunaworld”へも参加するキーボーディスト”細海 魚”のデュオ。
ドラムとシンセサイザー、この経歴、それだけで今夜の期待は高まって行く。

ライブ序盤、細海の静かでかたちのない、大きくゆったり流れるようなキーボード。芳垣のドラムは、それに呼吸を合わせ、時に一歩先に出て、少しずつ少しずつ音に輪郭を与えていく。
途中まではまるで大海原でボートに一人、無風の世界を楽しんでいるかのような感覚を味わう。
そこから少しずつ風と波を感じる。これから先に訪れる絶頂が徐々に近づいてくるのがはっきりとわかりはじめる。

もう、この後にくるであろう絶頂を待ちきれない。早く早くと身体が疼く。
想像していたよりも長い助走からついに待ちに待った瞬間が訪れる。
「そう!これ!」もう本当にその一言につきる、期待を裏切らないピーク。さっきまでは海に浮かんでいたはずの自分の意識が一気に空へと飛び上がる。
雲ひとつない青空を飛び回るかのようなトランシーなシンセサイザー。そのシンセサイザーに輪郭を与え、さらにエッジの効いた音楽へと昇華させるドラム。
今日は意識的にカメラを下ろし、ただただ聴き入る。なんて期待通りなんだろう。快感。

後半、一部とは違った世界観。
展開は同じように、明らかな助走を目一杯つけていく。またさっきの快感を味わえると思うと待ち遠しくて仕方がなかった。
ドラムの上に乗るシセサイザーは前半に比べディープ。そしてまた少しずつ音のかたちが見えはじめる。
そしてまた一気に突き抜けるスネアの音と同時に会場からは歓声が上がる。身体を揺らし踊る人が多い。
会場内の温度はどんどん高まっていった。

前後半、約45分ずつの、短くも濃密なストーリー。最後には絶対に期待を裏切らない絶頂。
ともに海外で活躍し、もはや日本の枠には収まらない、”世界基準”の彼らの音楽は今日、この場にいた全員の身体と心に大きな衝撃を残してくれたと思う。
今日、再確認した。
軽い気持ちで来場すると一気に圧倒され、冷静には見ていられない。感情が追いつかない。東京湾ホエールズはそんなイベント。
だからこそ、ぜひ軽い気持ちで、油断して聴きに来て欲しい。


4月3日 出演者: 芳垣安洋 / 細海魚
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

2018.04.10(tue)  19:00 開場

出演者:MAD-KAB 石渡明廣(g) 後藤篤(tb) 上村勝正(b) 湊雅史(ds)

石渡明廣 プロフィール
1958年8月27日神奈川県横須賀生まれ。ジャズ・ギタリスト/ドラマー。渋谷毅(p)オーケストラ、片山広明(ts)、梅津和時(as)のグループなどで活動し注目される。渋谷オケでは多くの楽曲も提供する中心メンバーのひとりである。96年に林栄一(as)をフロントに据えた自己のグループ“MULL HOUSE”の初アルバムをリリース。その後、同グループを中心に、峰厚介(ts)、秋山一将(g)のグループにも参加するなど活動は広い。

後藤篤 プロフィール
トロンボーン奏者・作編曲家
1974年 東京都出身 3歳からピアノ、12歳からトロンボーンをはじめる。 『yellow card orchestra』 本田竹広(pf) 『The PURE』 金井英人(wb)『unit』 等へ参加し プロ活動をはじめる。現在、自身主宰の 『後藤篤4』 (w/石田幹雄 pf 岩見継吾 wb 服部正嗣 dr) 『MoonS』 (後藤 tb 本田祥康 gt 福島紀明 dr) での活動とともに 『林栄一(as) GATOS Meeting』 『MAD-KAB at AshGate』 『D-musica Large Ensenble』 『板橋文夫(pf)orch』 等のバンドに参加。2016年11月に『後藤篤4』の1st Album『Free Size』を発表。

上村勝正 プロフィール
1964.10.15生まれ
小学校のころから音楽好きで、二十歳過ぎに外山 明や古澤良治郎と出会い現在に至る。

湊雅史 プロフィール
1966年3月20日東京都生まれ。13歳から札幌へ移る。 幼少より、ピアノ、トランペット、フルートなどの楽器に親しみ、 14歳でドラムと出会う。 1987年、21歳にて「DEAD END」に加入しメジャーデビュー。現在は橋本ジュンらとの「A」、「Bon Temps Roule」、石渡明廣らとの「MAD-KAB-at-ash gate」、 「片山広明とハッピーアワー」、夢野カブらとの「カブ主総会」、シド・バレットを唄う会や 奥田民生、吉川晃司バンドのライブワークを中心として多方面に活動中。


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