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東京湾ホエールズ ( 2018-02-15 )

SPECIAL REPORT!! - with トリオねじ -


※画像をクリックすると拡大します

出演する”トリオねじ”は加藤崇之g、かわいしのぶb、藤掛正隆dsの3人によるフリーミュージックユニット。
ステージが始まると三者が各々にメインの楽器(ギター、ベース、ドラム)に加えてエフェクターやベルなどを駆使した不思議な空間をつくり始める。
「今日の東京湾ホエールズは久々のフリースタイルだ。」ちょっと笑みが溢れる。
そのイメージ通り、難解で深く、重厚感のあるサウンドが響き渡る。

徐々に激しさを増していく演奏の中で、ギターもベースもドラムも時折突き抜けるようなサウンドを披露する。
加藤崇之はギターをギターとして考えていない様に見える。エフェクターを巧みに操り、弦を叩き、アウトプットジャックをも楽器として使う。
そんな常識に捉われない演奏は観客の耳を、体を、そして意識を突き抜けていく。
かわいしのぶはベース以外にピアニカ、ベル、アヒルのおもちゃなどを使い演奏にアクセントをつける。メインであるベースは、時折エッジの聴いたメインリードの様に最前線に飛び出してくる。彼女が女性であることを再確認したくなるほどに力強い。
藤掛正隆はドラム+エフェクター。これだけフリースタイルな演奏であってもその筋道をしっかりとつくりあげ、それは大動脈となってライブの真ん中を流れていく。

演奏の途中までは掴むことが難しかったリズムが徐々に見えはじめる。
それはまるで物語の冒頭に複雑に張られた伏線が物語が進むにつれて徐々に回収されていく様な、一つ一つが繋がっていく快感に近い感覚をもたらしてくれる。
「この音楽のジャンルは?」と聞かれたら正直なんと答えて良いか全くわからないが、自然と体がリズムをとり始めてしまうほどの快感。
三つの歯車が完璧に噛み合ってライブの最高潮となる。

二部構成の演奏はそれぞれ30分強のノンストップ。
”トリオねじ”の三人が作り出す30分の物語は、絶対に最初から聴く価値がある。途中から聴いても恐らくは素晴らしくインパクトのある演奏だが、初めから聴いてこその快感、高揚感を得られる瞬間がある。
初見、当然途中から聴いた経験はない著者がそう確信する。最後のピースがハマる快感、謎が解ける快感、ヒーローが勝利する快感、それらに近い高揚感を一夜で二度も味わわせてくれた”トリオねじ”。
本当に気持ちのいい爽快感とグッと体に残る存在感を感じる一夜だった。


2月6日 出演者: トリオねじ(加藤崇之 / かわいしのぶ / 藤掛正隆)
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

2018.02.20(tue) 19:00 開場

出演者:谷川賢作 / 泉邦宏 / 山本直樹 / 小林真理子

谷川賢作 プロフィール
1960年東京生まれ。現代詩をうたうバンド「DiVa」ハーモニカ奏者続木力とのユニット「パリャーソ」等で活動中。映画「四十七人の刺客」「紅い襷〜富岡製糸場物語」NHK「その時歴史が動いた」テーマ曲等。音楽を担当した新作映画「獄友」3/24公開。

泉邦宏 プロフィール
早稲田大学在学中モダンジャズ研究会でアルトサックスを始める。尺八は半年間、横山勝也氏の手ほどきを受ける。大学時代より音楽活動を始め、20代半ばより「渋さ知らズ」に参加。渋さ知らズでは世界中で演奏。イギリスのグラストンベリー・フェスやドイツのメールス・フェス、日本のフジロック・フェスなど、多くの野外フェスに出演。キタカラレコードから多重録音のソロCDを数多く発表。現在、サックス吹きとしては藤井郷子オーケストラに参加。他にさまざまなミュージシャンとセッションを行っている。現在は主にソロで演奏している。サックスを中心にヴォイス、尺八、ギター、パーカッション、カリンバ、シンセ、エフェクターなどを手も足も使って操作。ギターの弾き語りもしている。

山本直樹 プロフィール
大阪府出身 高校に入りドラムを始める。金子敏男氏 水野オサミ氏に師事。 ジャズ、ロック、ラテンと様々なジャンルのライブ&レコーディングで活躍。東放学園高等部、トート音楽院にてドラム&パーカッションの講師として指導。またローランドVドラムのデモプレイヤーとして全国各地でのクリニックなどを行っている。

小林真理子 プロフィール
長野県佐久市出身。幼少期よりクラシック音楽に親しみ、小学生の時に兄の影響でロックを通してベースに興味を持つ。中学進学後、吹奏楽部にて独学でコントラバスを演奏し始める。大学時代に組んだロックバンドwaterlilyで中田圭監督作品映画「非金属の夜」へ楽曲提供をした。2012年より渋さ知らズオーケストラに参加し、国内はもとより海外での各種大型フェスティバルへ参加。また一方で日本では珍しいバルカン音楽をコンセプトに持つJapaLkanのメンバーとしても活動し、「AJDE!!AJDE!!AJDE!!」を自主出版するなど精力的な動きをみせる。その他、アーティストサポート、レストラン演奏などエレキベース・コントラバス奏者として特定のジャンルにとらわれることなく幅広く活動中。武蔵野音楽大学器楽学科コン トラバス専攻卒業。コントラバスを星秀樹氏、エレキベースを植田博之、石川慎一郎両氏に師事。


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