Go to English site →


東京湾ホエールズ ( 2018-01-12 )

SPECIAL REPORT!! - with DOGON&JapaLkan -


東京湾ホエールズ2018年の1st LIVEは辰巳小五郎率いる”DOGON”、そして菱沼尚生率いる”JapaLkan”の対バンで行われました。
全く異色のコラボレーションが創り出すエンターテインメントとなった一夜をレポートします。


※画像をクリックすると拡大します

前半はDOGON。
辰巳氏のバンド紹介で「DOGON」という名前のイントネーションが「ドゴン↓」ではなく「ドゴン↑」であることに気がつく。
大きなインパクトを与える効果音のようなバンド名、そしてその名前にふさわしいパンチのある演奏。
スネアドラムやバスドラムのインパクトはなかなかお目にかかれない力強さで衝撃を受けた。

東京湾ホエールズらしい、実に混沌としていて難解な演奏が続く。
リズムはどこにあるのか、メロディはどれなのか。はっきりと掴むことはできない。
しかし時折訪れる上昇気流のような激しさが、そんなことはどうでもいいな、と思わせ勝手に意識を引き込ませてくれた。
著者は同バントの演奏は初見だったが終わってみれば、”DOGON”って感じだったと思える。
年明けの、まだスイッチの入りきっていない身体をしっかりと目覚めさせてくれ、今年も東京湾ホエールズが始まった、と改めて実感できる演奏をみせてくれた。

後半には昨年も一度東京湾ホエールズに出演している和製バルカンユニット”JapaLkan”が登場。
今回は新メンバーを加えた6人編成による迫力のステージ。昨年バルカンの本場、セルビアでも話題のアーティストとなり勢いの増す彼ら、その迫力の演奏も単に人数が増えただけではなく芯に響く。
民族音楽は国によって全く別物、とはいえ国を象徴し、魂を込め、皆で楽しみ踊る。これは共通することが多いのではないか。
JapaLkanは日本人が演奏している他国の民族音楽だが、自然と足が動いてしまう楽しさ、言葉はわからなくても伝わる気持ちなど、そこにある魂は本物だと感じた。

それを象徴するかのように、本場セルビア人の観客も心から楽しんでいるように見える。
「これが私たちの音楽だ!」と自慢しているかのように日本人客たちを巻き込み、踊る。
それに応えるJapaLkanのメンバーたち。演者と観客たちの境目はもうすでにない。

抽象的な話だけではなく、物理的な境目もない。
演者の目の前まで踊り出る観客、観客の渦の中に颯爽と乗り込んでいく演者。
日本人の観客たちも徐々に巻き込まれ、踊り出す。HOWLの店内が熱気に包まれ、一体感と高揚感に溢れていった。

最後、アンコールでは前半のDOGONと後半のJapaLkanが共演し、本日のステージが終了。
ライブ終了後は笑顔で帰路につく観客たち。帰りの電車で、そして家についても余韻は冷めないだろう。
まさに「新春」の盛り上がりをつくってくれたDOGON、JapaLkan、そして観客たちにも感謝すべき一夜だった。


12月27日 出演者: DOGON / JapaLkan
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

2018.01.16(tue) 19:00 開場

※1週目1月2日は正月休みとなります。

出演者:池間由布子 纐纈雅代 高岡大祐

池間由布子 プロフィール
日本の女性シンガー・ソングライター。2010年よりギターでの弾き語りを開始。ユニット活動などを経て、2011年よりソロのキャリアをスタート。テニスコーツのコーラスやうんどら合唱隊(テニスコーツ・さやの合唱隊)などに参加。2013年8月、初となるミニ・アルバム『エクスキューズ・ミイ』を発表。2015年1月、初の全国流通となるフル・アルバム『しゅあろあろ』をリリース。古風なインディ・フォークといった作風が魅力。

纐纈雅代 プロフィール
1歳より音楽好きな母と2人の姉の影響でピアノを弾き始める。高校時代にチャーリーパーカーに影響を受けて、アルトサックスを手にする。 2008年9月SONY MUSICより『鈴木勲 SOLITUDE FEAT.纐纈雅代』でデビュー。そのオリジナリティーは唯一無二としょうされる。2011年に自身のオリジナル曲によるリーダーバンド『Band of Eden』結成。2015年suisui record発足、1stアルバム『Band of Eden』をRelease。鈴木勲OMA SOUND、秘宝感、スガダイローtrio、板橋文夫Fit! 板橋文夫オーケストラ、渋さ知らズオーケストラ、渋谷毅オーケストラ、原田依幸trio、他、精力的に活動中。秋葉原 HOT MUSIC SCHOOLにてサックス科講師。近年は、修験道に導かれ、得度をうける。法名は、橙泉(Tau-sen)、法螺貝、練習中。趣味は、油絵、自然散策など。

高岡大祐 プロフィール
チューバ奏者。大阪生まれ。90年代中頃より音楽活動を開始し、以降即興演奏とジャズ、音響的な側面を持つアコースティック / エレクトロニクス的な演奏形態を中心とする。独自に開発した数多くの特殊奏法を駆使しアコースティックでの表現を追求し、吹奏の限界拡張に挑戦中。 近年は、低音金管楽器を特殊な共鳴体として捉えて、生音響を電子音楽のように演奏 / 操作し、アコースティック・シンセサイザーというような音響合成装置のように扱い、「音同士の干渉による自律した変化」に焦点を当てた演奏を多くおこなう。


ABOUT | MENU | MONTHLY | TOPICS | RENTAL SPACE | ACCESS | RECRUIT | CONTACT

©︎2017- SOUND & BAR HOWL