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東京湾ホエールズ ( 2017-12-15 )

SPECIAL REPORT!! - with 和田直樹 T-Slim 白根佳尚 小林眞樹 -


火曜日の東京湾ホエールズは「最高のブルース」。この一言につきるイベントとなりました。
HOWLの雰囲気にあったムーディな一夜をレポートします。


※画像をクリックすると拡大します

ギター和田直樹氏、ドラム白根佳尚氏、ベース小林眞樹氏によるセッションからスタートした今夜。
登場したメンバーの雰囲気は至って明るい。今夜の演奏が”ブルース”を中心とした構成であるということ、このメンバーの明るさ、そこに一瞬ギャップを感じる。
しかし始まってすぐにこの夜の雰囲気がわかる。先ほどまでの明るく軽やかな印象から一転、唸るベースと響き渡るドラム、そして見事にエッジの効いたギターが鳴り響き始めた。

T-slim氏は、ハーモニカを吹きながら登場する。
悠然と客席を歩き、ステージへ向かう彼が目の前を通る。どこか日本人離れしたその雰囲気から今夜がいかに素晴らしい夜になるか、期待に胸を膨らませる。
それを迎え入れるメンバー、彼らは普段一緒に活動している訳ではない。しかし馴染みの仲間と酒場で再会するかのように何かで通じ合っているように見える。

彼らの演奏はまるで古いアメリカ映画を観ているかのような気分にさせてくれるシーンが多い。
薄暗いプールバーで仲間と酒を酌み交わしたり、落ち込んだ主人公が一人雨の中、ダウンタウンの外れにあるバーに立ち寄る。
日本人である僕が昔憧れたような、そんなシチュエーションが常に頭に浮かぶ。
ウイスキーをカウンターで飲む観客が目に入る。普段、絶対に飲まないこの酒が妙に美味そうに見えるのは今日、この場の演奏がそうさせているのだろう。

ソロパートが多く用意され、観客のいるフロアを縦横無尽に闊歩しながら、直接目を合わせ、目の前で演奏する。
リハーサルで一度観ているはずの演奏が本番では全く別物に生まれ変わり、一度目を超える圧倒的パフォーマンスに自然と顔がニヤける。

後半に入っても彼らの力は一切衰えを感じない。毎曲の最後に訪れる大きなインパクトは色とりどりなバリエーションで演奏され、その度に観客たちから大きな拍手と歓声が上がる。
一度もその線を途切れさせることなく、一瞬も飽きさせない。
ライブは短距離走ではないはずだが、彼らはいつまでも全力で走りきっていた。

この日は海外からのゲストも多く、インドから訪れた一団は途中から参加にも関わらずライブが終わると同時にメンバーに駆け寄り感動を伝える。
もともとアメリカ生まれのブルースを東アジアの日本人が演奏し、西アジアのインド人が聴き歓喜する。国籍のない感動が東京湾ホエールズにはあり、それこそがこのイベントの意義なのだと改めて感じる一夜になった。


12月12日 出演者:
和田直樹g / T-Slim vo.harp / 白根佳尚ds / 小林眞樹bs
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

2017.12.19(tue) 19:00 開場

出演者:Bravo Smile (渡部真一vo 片山広明ts 石渡明廣g) ペロ すがこ あすか

渡部真一 プロフィール
1971年神奈川県出身。玉川大学在学中に同級生で現作家の戌井昭人らとパフォーマンスグループ「鉄割アルバトロスケット」を旗揚げ。中心メンバーとして小劇場を中心に活動。2000年よりフリージャズオーケストラ「渋さ知らズ」のメンバーとして活動の場を音楽界にも広げる。法被とフンドシ姿でステージから観客をアジテーションする”玄界灘渡部”として国内外で活動。ふなっしーの「買い物わっしょい」PVではふなっしーより目立ちすぎると編集マンが困惑。その他、総合格闘技「パンクラス」の演出進行も担当し、かつプロゴルファーでもあるというマルチな活動ぶりは雑誌「Switch」のインタビューで紹介された。現在放送中のNHKEテレ「シャキーン」では人気コーナー「じゃないがえし」の歌唱を担当している。 2000年ガーディアンガーデン演劇フェスティバル最優秀男優賞・パルテノン多摩小劇場フェスティバル最優秀男優賞、2013年主演映画「バーミンガムのオーナメント」ローマ国際映画祭審査員特別賞

片山広明 プロフィール
生活向上委員会、DUB、デガショー、RCサクセションに参加。 忌野清志郎との共演アルバム「Hospital」がある。渋さ知らズの「四番バッター」

石渡明廣 プロフィール
「大駱駝艦」の音楽主任を経て、渋谷毅オーケストラ、DUB、MAZURU、天注組、SALT、JAZZY UPPER CUT、GAMBLE、PUNGO、渋さ知らズ、MULL HOUSE、GATOS Meeting、月の鳥、四気筒、MAD-KAB-at-AshGate、HappyHour、峰厚介、秋山一将、金子マリ、活動は多岐にわたる。

ペロ プロフィール
横浜 磯子生まれ。1997年4月1日ピットインにて 渋さ知らズに拾われ 踊り子となる。以降 国内外の公演に多数参加

すがこ プロフィール
渋さ知らズお調子組合員、グラフィックデザイナー&装幀家としても活動中。

あすか プロフィール
2003年 キューバ国立舞踊学校卒業。舞踊家タンヒン・フォン・マトスに師事。帰国後、舞踏ユニット雫や、ダンスグループねねむのクリエーションに関わる。また、和栗由紀夫、東野祥子、大橋可也などの作品へ出演。自身もソロ作品を中心に発表。ラテンのダンス畑に育ったのち日本では舞踏スピリットを吸収しつつ、独自の世界観を生かした身体表現で音楽家、さまざまなジャンルのアーティストとのコラボレーションを数多く行う。 2012年より、ジャズバンド”渋さ知らズオーケストラ”でのパフォーマンスに参加。 2013年 Asuka J. Dance Project ”おわらないダンス” 作品を発表。


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