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東京湾ホエールズ ( 2017-11-22 )

SPECIAL REPORT!! - with のなか悟空みつまさと歌姫衆 -


アフリカ大陸の最高峰、キリマンジャロの山頂5,895mでドラムを叩く。そんな偉業を行なったドラマーのなか悟空みつまさ。
「声」で空飛び「歌」で絵を描く双子座B型天然系、蜂谷真紀。
そして東京湾ホエールズの主宰者であり、ウタウタイ、渋さ知らズの玉井夕海。
まさに即興中の即興で行われた、狂った一夜をレポートします。


※画像をクリックすると拡大します

三人が登場し、演奏開始を待つ静寂の中で突如発せられたのは大きな叫び声。
ライブ演奏を待っていたのだから急な大音量には驚かないはず、しかし思わず身体が飛び上がるほどの叫び声だった。
そこからはまさに狂った様に声を出し、ピアノを鳴らしはじめた。

のなか悟空氏のドラムはこれまでに聞いたどのドラマーの演奏とも異質なものだった。
ここは東京の中心に近い場所、しかしのなか悟空氏のドラムと蜂谷氏の声、玉井氏のピアノの各パートを聞いていくごとにアジア・アフリカ・中東などを巡っているかの様に感じる。
行ったことはない、しかし自分の中に様々な国の情景が浮かぶ。

一部も終盤に近くにつれさらに激しさを増していく。
まるで何かに取り憑かれたかの様にピアノを叩き、何か言葉を発する。
のなか悟空氏も口にベルをくわえ、ドラムも激しさを増す。叩き方に正解なんてないと言わんばかりにドラム全体で音を奏でる。
演奏が終了した瞬間、玉井氏はピアノ椅子の上に倒れ込んだ。まさに全力疾走の一部だった。

二部では、来月出演予定の小森慶子氏(cl&sax)が飛び入りで参加した。
小森氏は即興でソプラノサックスを鳴らす。そこに蜂谷氏と玉井氏がそれぞれの世界を表現していく。最後にのなか悟空氏のドラムが徐々に加わる。
曲の終わりは一体どこなのか?それすらも決まっていないかの様に思えてくる。
4人が互いに意識を通わせ、その時々で決めていく様な演奏に観客たちは息を飲んで聴き入っていた。

これぞ即興なのだろう、一つ一つの動きや音に台本はなく、時に演者自身が何をするかに迷う様な姿に観客からは笑いが溢れる。
演者も誰一人として譜面はなく、その場の空気や流れで音を操り緩急をもたらす。
トリッキー、そしてディープな一夜はこの日訪れた観客たちの満足げな表情と共に幕を閉じた。


11月21日 出演者:
のなか悟空みつまさ / 蜂谷真紀 / 玉井夕海 / 飛び入り参加:小森慶子
制作 : 玉井夕海 不破大輔

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

東京湾ホエールズ < 大華 ファンティル 定村史朗 石原岳 >

出演者:大華(ヒューマンビートボックス)/ ファンティルg / 定村史朗 / 石原岳

2017.11.28(tue) 19:00 開場

大華 プロフィール
重量級BEAT BOXER

ファンティル プロフィール
幼少の頃よりミュージシャンである父親の影響で、朝鮮半島に伝わる打楽器アンサンブルであるサムルノリ等を学ぶ。15歳でエレキギターに出逢い、ギターではこれまでに、吉原かつみ、佐藤誠に師事。インストバンドやアーティストサポートを主体に都内で活動していた最中、19歳で渋さ知らズに出逢う。以後、同バンドにおいて国内外問わず数々のツアーやフェス、レコーディングに参加。近年では演劇集団風煉ダンスの劇伴、劇中歌の作曲、生演奏等も行っている。最近の録音物では、グループ魂の港カオルのソロアルバム『俺でいいのかい 〜港カヲル、歌いすぎる〜』にて、作詞 松尾スズキ、作曲 伊藤ヨタロウがプロデュースした‘東京午前3時’ 不破大輔プロデュース、玉井夕海(声優、女優、シンガーソングライター)のソロアルバム‘Mother sun’に参加。

定村史朗 プロフィール
63年東京生まれ。84年バークリー音楽大学でMatt Glaserにジャズバイオリンを師事。88年~90年 エディ・パルミエリ・バンドへレギュラー参加、全米ツアー、ヨーロッパのジャズフェスティバルなどで演奏。95年に即興を中心としたNYベースのフリーファンクプロジェクト、UPLINKERSを結成。2005年初リーダー作「METAMORPHOSIS」を発表、ゲストにエディ・パルミエリ、ロンカーター等を迎え ジャズ、ファンク、ラテン、現代音楽などを融合した話題作と各メディアで絶賛される。2012年春、帰国。現在は日本を拠点にジャンルを超えた音楽活動を開始。

石原岳 プロフィール
沖縄県東村高江在住。「高江音楽祭」主宰。エレキギターとエフェクターを使い演奏。坂田明、勝井祐二などさまざまな人との即興演奏セッションで沖縄県内外で活動。微音のライブから轟音まで、アンビエントからノイズまで。2011年5月、1stソロアルバム『Yoru no Kazoku』リリース。2013年1月、2ndアルバム『発酵する世界』リリース。 沖縄の北部「高江」で起こっている問題を音楽を通して伝えるためのイベント『高江音楽祭』を日本各地で開催している。今までの高江音楽祭の参加者。勝井祐二、七尾旅人、遠藤ミチロウ、青葉市子、坂田明、玉井夕海、石井明夫 Band of Baksis、むぎ(猫)、大袈裟太郎、日野繭子、ムスキ アルバボ リー、知久寿焼、桑原延享(DEEPCOUNT)、不破大輔、辰巳`小五郎`光英、ALKDO、マルチーズロック、タテタカコ、西村雄介、伊東篤宏、ササキヒデアキ、Jimanica、おちょこ、外山明、テニスコーツ、PIKA☆、梅津和時、多田葉子、ホールズ、上地gacha一也、marron、SOFT、たゆたう、スズメンバ、HOLLY-C60、Based on kyoto、OT29、仙石彬人、下村ようこ+足田メロウ、Zin、ユメノスキマ【夢野カブ&Itoigawa】、上里尭、青木マリ、UA、SoRA、ピコ、トディ&more


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