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東京湾ホエールズ ( 2017-10-26 )

SPECIAL REPORT!! - with あったずもナイト -


「むか〜しむかし、あったずもな」そんな心温まる東北弁と共にお届けした今回の東京湾ホエールズ。
朗読、踊り、音楽、ゆったりと楽しい時間になりました。ぜひご覧ください。


※画像をクリックすると拡大します

東京湾ホエールズのホステス、玉井夕海によるボーカルと熊坂路得子氏のアコーディオンで開幕した今夜。
いつもよりも緩やかな雰囲気が会場を包む。演奏中盤に長谷川宝子氏が踊りながら登場する。
その独創的な容姿は見るもの全てを不思議な空間に連れていく。

ステージのイントロダクションが終わり、いよいよ「あったずもナイト」が開演する。
秋田県出身の女優、伊藤麻実子氏による東北弁の朗読が始まった。「むか〜しむかし、あったずもな。」
河童の話、東北弁で語られるその話はなぜか聴き心地がよく、頭の中でイマジネーションが膨らむ。
話が終わり、河童の被り物をして踊る伊藤氏と長谷川氏、会場が笑いに包まれる。

長谷川氏は語られる物語に登場する様々なものに扮して登場。躍動感のある動きで場を盛り上げる。

熊坂氏のアコーディオンも時に激しく、時に緩やか、そしてコミカルに演奏されそのギャップに驚かされた。

長谷川氏の踊りは、単に踊りというだけでは説明がつかない、独特の雰囲気がある。
物語にフクロウの神様が出てきた。東京湾ホエールズの舞台であるWISE OWL HOSTELS TOKYOにもフクロウの女将「ハチ」がいて、ここHOWLも含めてフクロウがコンセプトとなっている。
話を聴きながらこの繋がりを思う。ふと長谷川氏に目をやると、動きだけではなく表情や纏っている空気感に驚く。まるでそこにフクロウがいるかのように感じた。
動き一つ一つが不思議な世界観を醸し出し、熊坂氏のアコーディオンや伊藤氏の朗読に相乗効果をもたらす。
語られる昔話の中の風景が鮮明に見えてくる。

後半には「オシラサマ」の物語、このお話では村娘が馬に恋をする。そこに登場する娘、馬、そして時には蚕へとその姿を変えていく長谷川氏。
足の先から頭のてっぺんまで使ったその表現力で、この大幅にかけ離れた役を演じていく。

アコーディオン、朗読、踊りの3パートのみでつくりあげた今回のステージ。あったずもナイトのメンバー全員がそれぞれの領域で感情豊かに表現を行なうことで観せてくれたスケールの大きなステージ。
長い静寂を最後に締めくくった直後、観客からは大きな歓声と拍手で幕を下ろした。


10月17日 出演者:
熊坂路得子、長谷川宝子、伊藤麻実子、玉井夕海

~東京湾ホエールズは、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指し発足したスペシャルチームです。~
WISE OWL HOSTELS TOKYO は、2016年7月。東京・八丁堀駅から徒歩5分の交差点にオープンした新しいホステルです。 宿泊する方の8割は世界各地からの来訪者。『東京湾ホエールズ』の舞台は、その地下にあるSOUND & BAR HOWLです。深く暗い森をイメ ージし設計された音空間には、様々な国籍の旅人と混じり、地元八丁堀で働く人々やこの場所を目指して集う日本各地の人々が集っています。
近年、急激なインターネットの普及や社会情勢の変化と伴い、音楽や演劇を始めとするパフォーマンス業界や各種アートシーンに転換期が訪れています。オリンピックを控えた魔都・東京。その中心地に位置するWISE OWL HOSTELS TOKYOとの全面タッグにより発足した『東京湾ホエールズ』は、 新たな旅とエンターテメントビジネスの可能性を探り、遠い記憶を呼び覚ます時空の提案を目指します。


- 次回開催情報

東京湾ホエールズ < 板橋文夫 / 立花秀輝 / 本田珠也 >

出演者:板橋文夫 / 立花秀輝 / 本田珠也

2017.10.31(tue) 19:00 開場

「立花秀輝さんは、私が渋さ知らズで大変お世話になっている先輩のお一人なのですが、あんなに真面目におかしくてパワフルなアルトサックス奏者は、他に見たことがありません。いつも全力すぎて、唇と腰が痛そうだなあ。と心配です。その全力音楽家・立花さんの渋さ知らズ以外でのお仲間として、今回なんと!!!あの、大物ピアニスト・板橋文夫さんと、ドラマー・本田珠也さんがお見えになると伺い、私は倒れそうです。立花さんだけでもパワーオーバーなのに、どうなってしまうんだろう10月31日・・・。東京湾ホエールズの磁場が、日に日に強烈さを増しています。by 玉井夕海」。
以上の3名をコラボレーションさせることで起こる音楽の化学反応はこの日のHOWLでしか聴けません。

板橋文夫 プロフィール
国立音大付属高から音大進学後、学年トップクラスのクラシックからジャズに転向。以後、渡辺貞夫、日野皓正、森山威男グループを経て、エルビンジョーンズ(ds)やレイアンダーソン(tb)とのワールドツアー、自己のトリオやミックスダイナマイトでの活動、全国の幼稚園、小中学校での演奏交流、アフリカツアー、幅広いジャンルの芸術家との交流など、全身汗びっしょりになりながらの激しく且つリリカルなピアノは、聴衆の心を打たずにはいられない。名実共に日本を代表するジャズピアニストである。
横濱・JAZZ・プロムナード・フェスティバルの第2回より出演し、毎年大トリを盛況に務め、話題を呼んでいる。2010年、札幌在住の瀬尾高志(b)・竹村一哲(ds)とトリオ『FIT!』を結成。2011年、東日本大震災から1ヵ月後,余震で揺れる中[かながわアートホール]でアルバム『NEW BEGINNING』を録音。東北を皮切りに全国ツアーを行ない、横浜や鹿児島のジャズフェスティバル、NHK-FM SESSON2013にも出演し好評を博した。支援金CDを作成するなど、東北支援の活動を続けている。 2014年板橋文夫第2弾「2nd Step」、2015年第3弾「みるくゆ」、2016年「Alligator Dance 2016」リリース! 映画音楽も多数手掛けており、柳町光男監督「19歳の地図」、萩庭貞明監督「さまよえる脳髄」、台湾スタン・ライ監督の「暗恋桃花源」、香港映画クリストファー・ドイル監督初作品「A Way With Words 」(邦題“孔雀”)、故・若松孝二監督の『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』など。 <ジャズと はなにか?><即興と作曲とは?>、<音楽とは?><生きることとは?>と常に音楽の源流を模索し続けている。 チョッパーでグリッサンドで煽りたて疾走するピアノの奏でる音楽 は、時に強く、そして時にやさしくあたたかい!

立花秀輝 プロフィール
池田篤氏にサックスの手ほどきを受け、高校卒業後、尚美学園短期大学にてクラシック・サックスを雲井雅人氏に師事。大学卒業後、武蔵野音楽学院(現廃校)にて仲間とのセッションで現在のスタイルの基礎を築く。93年渡米。カンザス州オタワ大学音楽学科を首席で卒業。 97年、帰国し本格的な活動に入る。2000年、自己バンドであるAAS(元・立花秀輝カルテット・山口コーイチ、カイドーユタカ、安藤正則)が横浜ジャス・プロムナード・7thコンペティションにて当時最多の4賞(オリジナル作曲賞、ライブハウス賞、横浜市長賞、優秀賞)を同時受賞。グランプリ不在の中で同等の評価を得、CD制作(LIVE!! AAS)やジャズ・フェス等の出演を果たす。その後、板橋文夫ジャズ・オーケストラ、福村博グループを経て2002年に渋さ知らズ・オーケストラでの演奏を開始。日本国内ツアーやフェスティバルのみならず、2005年から同バンドの海外ツアーに参加。数々のフェスティバルやライブハウスへの出演を果たす。また、2008年松本健一率いるSXQ saxquintetのメンバーとしてロシア&リトアニア・ツアー、2012年渋さ知らズのリーダーでありべーシストの不破大輔率いるFUWA WORKSのメンバーとしてリトアニア&ロシア・ツアーにも参加。 現在はAAS(アァス)、不破大輔とのデュオ、田中信正(p)とのデュオ、坂田明(as)吉田隆一(bs)とのトリオを主催する傍ら、若手からベテランまで多くの音楽家との交流を目的とした立花秀輝セッションを手がける他、多くのライブやレコーディングに参加する等、精力的に活動している。代表作としてAAS(山口コーイチp、カイドーユタカb、磯部潤ds)「Song 4 Beasts」「Lebenslauf」「Live!! AAS」、立花x不破大輔デュオ「〇」、立花秀輝カルテット(板橋文夫、池田芳夫、小山彰太)「Unlimited Standard」。
様々な特殊奏法を駆使する多彩な音楽表現の他、サックス本来の音色を追求した美しいメロディーを聴かせる稀有な奏者である。

本田珠也 プロフィール
父本田竹広(P)、母チコ本田(Vo)、叔父に渡辺貞夫(As)、 渡辺文男(Ds)という音楽家系に育ち、1989年頃から父の勧めでジャズを志す。 独学とはいえ血筋の良さから来る天賦の才能に加え、 アグレッシブでパワフル且つ感性豊かなプレイで、様々なジャンルをこなすようになる。 1997年、子供の頃から愛聴してきたロックやファンクミュージックにジャズを融合させたグループ、 ”本田珠也PLANET X”を結成し、2000年3月、東芝EMI より初リーダーアルバム「PLANET X」をリリース。 1999年5月には大野俊三(Tp)の誘いで香港へ招致され、ユージンパオ(G)等と初共演する。 これを機に2000年12月、香港高山劇場、 2001年5月、シンガポールインターナショナルフェスティバル、同年9月香港シティーホール公演 等に出演する他、香港、日本、オーストラリア、デンマークから4人が集められ、「Hong Kong Meeting」と題したレコーディングにも参加するなど、国内に留まらず多くのミュージシャンから絶大 な支持を得ている。 2001年3月、大口純一郎トリオ、菊地雅章トリオ、ケイ赤城トリオと立て続けに3人のピアノリー ダーのアルバムレコーディングに参加し、3人3様の強い個性のピアニストから称賛される。 2003年12月、タイランドインターナショナルジャズフェスティバルを筆頭に、香港~深圳 ~上海 のツアーに、現地のミュージシャン と共に参加。 2007年9月16日には、リーダーとしては待望の2作目となる「Elvin Jones Tribute Band」をリリース。 いかなるトリビュートアルバムとは違い、本田珠也のロックスピリット全開押しまくりで”その界隈”で は、好評を得る。またその年から菊地成孔DUB SEXTET(現在はSEPTET)に参加。 最近の動向としては、積極的な即興演奏の活動が挙げられる。その主な共演者には、Peter Brotzmann、Thomas Morgan、Todd Nicholson、八木美知依、大友良英、坂田明等。 2011年6月、ドイツのMoers Jazz Festivalに八木美知依ダブルトリオで出演し、 その年の11月にはオーストリアはwelsで行われたPeter Brotzmann生誕70年を記念するコン サートに招致され、アグレッシブな演奏に欧州のコアなジャズファンをも魅了する。 2017年8月、守谷美由貴asと須川崇志bからなる待望のニューアルバム「本田珠也トリオ・セカンドカントリー」を発売。また本年中(2017年)には類家心平tp、井上銘g、須川崇志bとで結成した「TAMAXILLE」そして、佐藤浩一p、須川崇志bとのピアノトリオ「ICTUS TRIO」と、立て続けにリーダーアルバムを発表予定。現在、音楽学校メーザーハウスでドラム講師も務めるなど精力的に活動している。


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